世界的に有名なサーファー

サーフィンの世界を極めたサーファーたち

2015年の調べによると、日本のサーファー人口は100万人を超えており、これは柔道や剣道、テニスなど他の競技人口の統計と同等な数です。しかし、プロになるとなるとJPSA(日本プロサーフィン連盟)のプロテストを受ける必要があり、この公認資格を持っている者のみが「プロサーファー」と呼ばれる狭き門。いきなりプロを目指すのもよいですが、まずは世界的に有名なサーファーをここでご紹介し、サーフィンというスポーツの世界を極めたプロの世界に触れてみましょう。

・Bruce Irons(ブルース・アイアンズ)

サーフィンのメッカであるハワイ出身のアメリカ人プロサーファーで、サーフィンの世界にいてこの名前を聞いたことがない人はいないのではないか、というほどの有名人です。世界トップサーファーだけが参加を許されるWCTツアーにも参加する実力を持ちながら引退してしまいましたが、サーフィンの技術が優れているだけではなく、自分のサーフィンスタイルも確立していたことで有名です。

・Rob Machado(ロブ・マチャド)

ハワイに負けず劣らずサーフィンが盛んなオーストラリア出身のサーファーです。WCTツアーに参加していたので実力はもちろん、全盛期にWCTを急きょ引退した理由が「人と争って頂点をとっても意味が無いと感じた」と話す彼の考え方に憧れるサーファーも多いのではないでしょうか。フリーサーフィンが好きで、今のフリーサーファーの原点ともいえる人物です。

・Danny Fuller(ダニー・フラー)

ハワイ出身、数々の有名ファッションブランドでモデルを務めるほどの端正な顔立ちでありながら、生粋の実力派サーファーのダニー・フラー。屈強に体ではないながらも、余裕でハワイのビッグウェイブも乗りこなすパイプラインサーファーです。

【番外編】

・Martin Passeri(マーティン・パセリ)

5度に渡りアルゼンチンチャンピオンとなった実績を持つプロサーファーです。その功績もさることながら、彼が一躍有名になったのは2015年の世界大会。その後のキャリアを大きく飛躍させることになるだろうと言われていたこの大会における彼の結果は「失格」でしたが、その理由がサーフィンファンのみならず多くの人の心を掴みました。それは、かつてプロを目指しながら、不運な事故で脊髄を損傷し下半身麻痺の男性を背負ってボードに乗り、一緒に大会に出場したこと。もちろんルール違反でしたが、「本当のところ、俺は負けてなんかいない。今までで最高の波だった。人生で一番大きな勝利だね」というマーティンのコメントがまた感動を呼び、世界中で語り継がれています。